塾生の皆さんへ
毎日計画をして、元気な時も、しんどい時も、眠い時も勉強することは、スポーツやダイエットにとてもよく似ています。
本当に嫌々すると途端に途方もなくしんどくなるものです。
しかしよく考えて下さい。
お家の方のお仕事や家事も同じです。
お家の方は、
厳しいノルマやスケジュールの中で毎日毎日お仕事をし、
家族が健康に暮らせるように毎日毎日家事をされて、
愚痴も言えず、サボることもできません。
そんな中で毎月毎月お月謝を塾に支払って下さっています。
これは本当に大変なことで、
大変大変大変有難いことです。
(有難い=当たり前に有ることが難しい)
さて、
主人公の君はどうですか?
お家の方の想い(愛情)よりも強い想いで勉強していますか?
お金の話をすると少しいやらしいかも知れませんが、
それならなおのこと、それを「想い」という単位にしてみて下さい。
「想い」は相手の心と書きますね。
お家の方の君への愛情です。
今、そして未来の君へのプレゼントです。
例えば、
もちろん到底計り知れるものではありませんが、
お家の方の塾へ通わせる「想い」が「100」とします。
※途方もない目標などではなく、しっかり成長してほしい頑張ってほしいという「想い」です。
君たちは「100」か、それ以上の結果を出そうとするべきではありませんか?
もともと「80」や「90」くらい頑張ればいいやとか思っていませんか?
テストの平均点が5点上がったくらいで大喜びしていませんか?
そうなるともう性格が悪いですよ。
えっ?!!!と驚くかもしれませんが、
性格って「優しい」だけじゃダメなんです。
成長に合わせて「強さ」だってもちろん必要なんです。
子供だからそれが出来ない?
確かにその通り。
その甘えこそが子供なんです。
だからこそその甘さを落としていくために
一生懸命するべきなんです。
何だかよく分からないが、
いつか素敵な未来の自分=大人になるために。
そして昨日よりも今日は少しでも素敵な自分になるために。
自分とは「自らを分かる=知る」と書きます。
君たちはまだ自分すら知らない。
何の理屈もなくあがいてみよう。
恥ずかしいくらい泥臭くもがいてみよう。
どんどん孤独に悩んでみよう。
コツコツ失敗しよう。
コツコツ小さな成功体験を積もう。
コツコツ小さな自信をつけよう。
本気でやらなかったことは何も残りません。
そうして本気でやって、
自分を少しずつ知ろう。
自分になろう。
だって周りの大人がいつだって、
そっと見守ってくれているんですから
全部安全にできるじゃないですか。
それが教育なんです。
そうして我武者羅にやってみて、
やっぱり、いかに自分が子供かということを
嫌というほど知って、
そこからまた足を一歩踏み出した人を
「大人」と言うのかもしれませねんね。
色々と書きましたが、
今の大人の人はほとんどの人が優しくなってしまって、
子供の顔色を見ながら、
子供の分かるように話しをします。
子供の分かることしか話しません。
私はそれは間違っていると思います。