今年度は午前中は教材作成と面談に時間を沢山使うと決めていましたが、教材作成はまずまずのスピードですすんでいます。面談は入塾関係の面談ばかりでまだまだといったところです。有難いことです。頑張ります。
1学期の中間テスト結果は90点オーバー、95点オーバーも多かったのですが、期末はテスト範囲が狭いので(やたら広い学年もありますが)、さらに精一杯、完全燃焼してほしいところです。
最近「学習塾FRONTの学習のルール」というスライドを作ったせいか、それから生徒たちの学習意欲が高まってきています。本当に作ってよかったです。課題の達成率、内容的にも完成度がグンと上がりました♪ 次はこれを動画にします。保護者様にも共通の認識を持っていただくためです。
以上近況報告です。
さて、今回のブログでは、
あくまで私が今まで見てきて思った、学力の伸びる子の特徴を書いてみたいと思います。
よくキャパシティーや器が大きいとか、広いとか言いますよね。
確かに残念ながらどうしても個人差はあります。
しかし、ずば抜けて賢い生徒さんや、学力が低かったのに驚くほど上昇する生徒さんには共通点があるようにずっと感じています。
それは、キャパとか器とかがもともとない人、、、
正確には頭の中に自分の器の大きさを設定しない人です。
ある意味もっとも器が大きいのかもしれません。
言葉は悪いですが、「中途半端に賢い子」と、こういった子との違いはちょっとした会話や表情などでもすぐに分かります。
落ち着き方が全く違うのです。
課題、問題を自分の中に入る量とかではなく、まるで他人事の様に客観的に見ている。
そこにあるがままに、しかも色んな角度から冷静に見ている。
だから疲れにくい。
パニックにならない。
文句を言わない。
そんな感じでしょうか。
以前にも書きましたが、
すぐに「無理」「しんどい」「私アホやし…」なんて、言ったり、思ったりする人は、やる前からパニック状態になっていることが多いですよね。
まるで水に入る前に溺れているようなものですよね…
問題が難しいと感じても、大抵は問題が難しいのではなく、慌てて混乱することで自分が問題を難しくしてしまっているわけです。
小・中学の勉強のほとんどの問題は簡単な内容の組み合わせです。
ですから逆に賢い子は、
難しい問題を解けるのではなく、問題をありのまま、シンプルにとらえることが出来るのではないでしょうか。
そして簡単な基礎基本の中の本質故の美しさや難しさにも気づくことが出来るので、気を抜かない。
心にも余裕がある。落ち着いている。疲れにくい。涼しい爽やかな健康的な顔をしている。
素直な子は伸びるとよく言われますが、
人の言うことを色付けせず、そのまま理解しようとする。
そこに自分の性格や癖、感情をはさまない。
理解できなくても腐らず、時間がかかっても理解しようと努める。
また先程述べました様に、
対人関係だけでなく、
そこにあるものを、そこにあるまま、ありのままに見ようとする。
そして自分の中に取り込まず、そのまま色んな角度から見て、冷静にきれいに処理しようとする。
よく考えたらそういう素直さもあるように思います。