夏期講習も中盤。
先週末、課題の中間進捗チェックをしました。
そんな中、
中3のYくんは頭はいいのに、いつも課題を提出期限間際にするので、今回は事前に四者面談もして、しっかりやるように厳しく注意しました。返事はいつも「はい」と言います。でも驚くほどしていませんでした。課題の中間目標に届いていない生徒さん数名に居残りを命じましたが、Yくんはダラダラ。質問もなし。普段は明るくて対話型授業の時は楽しそうに授業を受けているのに、、、
「おい、Y、塾での勉強が嫌なら今その理由をはっきり言いなさい。するのかしないのか中途半端が一番格好悪い。塾に通わせてもらって気を抜くなんて、お母さんが作ってくれたお弁当をゴミ箱に捨てているようなもんだ。先生がもしYの立場で、何か不満があるなら誰が相手であろうがはっきり言うよ。何かダラダラする理由か不満があるんだろ?怒らないから言いなさい。」
(下を向いて無言)
(他の生徒さんも下を向いて黙々と勉強しているが耳はダンボ)
「それに先生なら嫌なところには来ない。言われて勉強するんじゃなくて、するのか、しないのか自分で決めな。塾は自分のために来るところだろ?他人に言われて、納得できないのに何かするのって嫌じゃないか?納得できないことをするな。男だろう。いや、女の子でも同じやね。そういうことはダサいからもうするな。これ以上は何も言わないから自分で決めな。」
長年塾の講師をしてきて、授業が分かりにくいと言われたことも、嫌そうな態度をとられたことも今までほとんどないのですが、塾や私に足りないところがあれば堂々と言って欲しい。
またお家の方にも通わせていただいていて、申し訳が立ちません。
彼は何も言わずに居残りの途中で帰って行きました。
今は、ただただ勉強が嫌なんでしょうね。
でも、、、中3ですよね、、、
何があったとしても塾にそういう態度は持ち込むべきではありません。
昨日は先日あれだけ言われても同じ様子。
他の生徒さんは逆に気が引き締まって頑張っていました。私が注意したことを理解して他山の石としたのでしょう。
Yくんが最後帰る時にお月謝を持ってきたので、お家に電話をしました。「塾は本気で勉強をするところです。もう私の仕事の範囲を超えています。ここから先はどうされるのかお家でしっかり話し合ってください」と申し上げました。
このブログは、塾と「相思相愛」になっていただける保護者様生徒様に勉強しに来て頂きたいという思いで書いております。
いつも互敬の関係が成り立っている素敵な塾の様子だけお伝えしたいのですが、今回はこんなこともありましたので、正直にご報告いたします。
まだまだ私の精進不足なんだと思います。