息子の手術、プロフェッショナルに感動したお話

少し前に書いたもので、アメブロからのお引越しです。

先日(12/3)は名古屋に

オランダの世界最高峰の教育法「イエナプラン」

の勉強会に行って参りました。

イエナプラン(wikipediaへ)

 

そして生徒の皆さんにそのお話と、

学習塾FRONTの目指している方向

真剣に話しました。

生徒達は思っていた以上に、目を輝かせて、お話を聞いてくれました。

大人が人生をかけて真剣にやっていることはちゃんと子供にも伝わる様です。

そして来年度からの授業スタイルも話し、了承を得ました。

 

・生徒の力を信じる

・生徒の心に火をつけるのが当塾の役割り。

・映像を駆使した、共に学ぶ対話探求型の指導。

・授業はコンパクトに。

・授業後の個別長時間演習は自由、何をしても良い。

・講師からは適時アドバイスあり。

・もちろん生徒からもいつでもアドバイス・ヒントを求めたり、質問出来る。

・宿題はなし。

・期限付き課題はあり。

・自立していくこと。

・一日一日頼もしく逞しくなっていくこと。

・知識と経験を積み重ね、学力を向上していくこと。

・確認テストはある。

・個人、二者、三者面談を頻回に行う。

等々・・・

 

 

そして私事ではありますが、

ちょうどよいタイミングかと思い、

 

うちの息子が名古屋での勉強会の翌日に入院、手術、次の日に退院した話についてお話ししました。

 

カンファレンスで手術方針を決めるとき、お医者様が言われたことは、

 

「切開をして患部を処置することは簡単です。しかし、万が一その幹部付近で別の問題があってもその方法では気付きません。出来れば患者様のお腹に小さな穴を三か所開けて、腹腔鏡で検査をしながら、もし万が一想定される問題があった場合、同時に対処をしたいのですが。よろしいでしょうか?」

 

なんというプロフェッショナル!!!

 

問題はありました。

しかも数カ所。

発見して下さって、不幸中の幸いと言うのでしょうか。そして手術は成功。

有難すぎて術後面談では涙が滲みました。

 

簡単に言いましたが、これは勿論、相当の知識と経験がないと出来ないことです。

かなり腕の良いお医者様だった様です。

 

君たちも将来誰かのために、誰かの役に立って、誰かに喜んでいただいてお仕事をします。何かのプロフェッショナルになるのです。

この時、お客様の想像よりはるかに高く積み上げた知識と経験がないといけません。

 

今君達は近い目標として受験に向かって勉強しているわけですが、定期テストの点数だけを目指しているような勉強をしてはいけません。

毎日毎日少しずつ、コツコツと努力を積み上げて、やっと受験問題にチャレンジ出来るようになるのです。

これはさっきのお医者様の話と同じで、大人になるための重要な訓練、学校を卒業してからの長い長い人生の心の基礎造りをしていると言えるでしょう。

このことは決して忘れないで時々思い出して下さい。

 

子供の手術の話ということもあり、皆さん固唾を飲んで、真剣な表情で話を聞いてくれました。

 

未来のプロフェッショナルの皆さん、

ご静聴ありがとうございました。