ノーベル賞受賞の本庶佑さんの記者会見から思ったこと。

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本庶佑さん(京都大学特別教授)

ノーベル医学生理学賞受賞おめでとうございます!!!

 

記者会見を見て思ったことを少し。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181002/k10011654191000.html

/NHK NEWS WEB

 

「私自身は、研究に関して、知りたいという好奇心がある。」

「もう1つは、簡単に信じない。まず、論文とか、書いてあることを信じない。自分の目で、確信ができるまでやる。自分の頭で考え、納得できるまでやる。

研究者を目指す子供たちに

「研究者になるということにおいていちばん重要なのは、何か知りたいと思うこと、不思議だなと思う心を大切にすること。教科書に書いてあることを信じない。常に疑いを持って、本当はどうなってるんだ、という心を大切にする。つまり、自分の目でものを見る。そして納得する。そういう若い小中学生にぜひ、研究の道を志してほしい思います。」

 

素晴らしいですね!!

生徒の皆さんも目の前の一つひとつの授業や勉強から心がけたいことですね。

 

多くの人が石ころだと思って見向きもしなかったものを拾い、10年、20年かけて磨き上げ、ダイヤモンドにする。それが研究の喜び。」

 

本庶さんがこの「石ころ」=基礎的な科学の常識に疑いを持ち、目をつけられたときはノーベル賞なんて全く頭になかったはずですよね。

皆さんの今やっている勉強も、本当に基礎的なものですが、何のため?とばかり考えずに、その中にあるとてもとても大切な本質を見抜く気持ちが大事だと思います。

なので学習塾FRONTでは「勉強のコツ教えます」「勉強のやり方を教えます」なんてフレーズがちょっとだけ苦手なのです。

 

賞というのは人が決めること。私は非常に幸運。研究の過程で、多くの優れた方が現れ、導いて頂いた。それ以外にも沢山の幸運があり、受賞につながったと思います。」

 

本当に成功している人は皆さん謙虚で、「私は幸運だった。周囲の方が助けてくれた。」と仰います。

頑張っていると周りの人が応援してくれます。

運を引き寄せるほどの人徳と努力をされたのだと思います。

 

「基礎研究をしていますが、私自身は医学を志しています。ですから、常に何かの可能性として、これが病気の治療とか、診断とかにつながらないかということは常に考えています。自分の好奇心と、さらに、その発展として、社会への貢献ということは、私の研究の過程では常に考えてきました。・・・中略・・・私の研究マインドとして、基礎研究をしっかりやり、もし可能性があれば、社会に還元したいという思いが常にありました。

 

今自分のしていることはいつか誰かの役に立つことにつながると、どこかで強く信じて目の前のことに打ち込む。

今すぐ目の前のことに打ち込めない人に何ができるでしょうか?

 

小学生・中学生・高校生の皆さんもいずれ大人になれば、どんな形にせよ、必ず誰かの役に立ち、喜ばれ、また支えられ、支え合って、感謝し合って生活をしていきます。

大変ですが、大変さを忘れるくらい、その中で大きな喜びが何度も訪れます。

 

誰かの役に立つってきっと大感動ですよね。

 

喜んでもらえるってきっと最高に嬉しいよね。

 

みんなも素敵な大人になってくださいね~^^

 

 

私ももっと頑張らないと💦💦💦

 

 

 

おわり