和敬清寂

Drop Falling into Water ca. 2000

 

2011/03/24に書いたブログのリライト&リブログです。

 

 

もともとは禅の言葉ですが、

千利休も茶の心と決めた言葉だそうです。

 

「和敬静寂」

(わけいせいじゃく)とは・・・

人間同士がお互いに尊敬の心で接するところに、心の深い落着き、平穏、つまり静寂が訪れる。

 

…というような意味だと思います。

 

塾でも、生徒さんがいい加減なことをしていて信じられない時などはこの言葉を思い出し、まずは、お互いに敬い合う「和敬」の関係が作れているかを考えます。

これ塾長(私)の需要な責務ですよね。

 

若いころはただ腹が立つだけだったことも、少し落ち着いて、どんな方でもまず敬意を持って接するようにせねば!

と思えるようになり・・・つつあります(笑)。

 

また車を運転している時なども、マナーの悪い運転手に向かっ腹を立てたりしても、その人のことを何も知らないのに何の解決にもならないと、ふと思えるよになりました。

今まですぐには解決できないことで随分なパワーロスをし、イライラしてきたなあと反省しきりです。

 

そうなってくると、日々ただすれ違う人でもきっといい人なんだろうなあと敬いたくなってきたりなんかしちゃったりして・・・

 

いい言葉ですね!

 

 

現在は・・・

当塾内で「和敬清寂」はとても大切にしている言葉です。まだまだな部分もありますが、9年前にこのブログを書いた時よりは少し前進できた様に思います。もちろん99%生徒さんたちのお陰=お家の方のこれまでの素晴らしいサポートの賜物に他ならないのですが。感謝の気持ちでいっぱいです。