親に躾られたこと

 

子どもの頃、親に厳しく言われたことの中に、

 

自分は頭を下げても、

絶対に他人様に頭を下げさせるな。

 

というものがあります。

 

これは躾けてもらって良かったと心底思います。

 

きっと、

・長い目で見ると得(徳)をします。

・どんな人にも敬意を払うべき人格があることを忘れないようになります。

・「品」というものを考えるようになります。

 

 

他には

 

二つのことを同時にするな、行儀が悪い。

 

例えば、

他所を見ながら返事をしたり、

片手にお箸をもったまま、もう一方の手でお茶を注いだりしようものなら、

すぐにビシッと注意されました。

 

これは生徒さんを見ていても思います。

終礼のあいさつの時、注意しないと、片づけなどの手を止めて、よそ見をせずに先生の顔を真っ直ぐ見て「ありがとうございました!」ときちんと挨拶をする子の少ないこと。

 

※当塾では、講師も同時に「ありがとうございました!」と言います。生徒と保護者様、教室、今の環境に心から感謝します。

 

「二つのことを同時にしない!行儀が悪いよ!」

 

「はいっ!先生の顔見て~」

 

 シーーーーーーーーーーーーーン

 

 ・・・(皆真剣な顔)

 

 ・・・(自然と口からの息を止めている)

 

「(大声で)ありがとうございました!!!」

 

これだけは徹底しています。

 

中には、このあいさつの時の様子を見られただけで入会(ロボット教室も)を決められた方が沢山おられます。

 

子どもたちも注意されて、え?そうなの?というお顔をされますが、

 

その後はまるで注意されたことが気持ちよさそうに大きな声でごあいさつしてくれます。

 

 

最近はこういう昔は当たり前だったことをちゃんと口に出して注意すること、忘れがちですね。

 

 

偉そうに書きましたが、私も他人のことは本当は言えません。

 

自分では気づかずに恥ずかしいことや無礼なこと沢山していると思います。

 

気をつけたいと思います 。

 

自戒をこめて。