先日休み時間に頭を使うクイズを12問出しました。
大人より小学生の方が正解しやすい問題だそうです。
例えばこんなのです。
ある法則に従って並んでいます。
〇 ◎ 〇 ◎( )〇
の( )には何が入るでしょうか?
線を一本足して半分にしてください。
5000
Aさん、Bさん、Cさんに明日の天気の予想を聞きます。誰に聞けば一番高い確率で明日の天気が分かるでしょうか?
A 私の予想は70%も当たります。
B 私の予想は50%当たります。
C 私の予想は20%しか当たりません。
などです。
もちろん盛り上がりましたが、その後で、勉強に置き換えてこんな話もしました。
かしこい人は少し時間がかかっても、理論的に考え、必ずこれで合っているだろうと思った答えを簡潔に説明します。
そうでない人は当てずっぽうで、問題もよく読まないで考えないうちから「A!A!A!ちゃう!Bや!合ってる?」と、とにかく人よりも早く答えが合っているかどうかを気にします。
そして「違うよ」と言おうものなら、「Cや!」…という感じです。
ここで大切なのはかしこい人というのは直観的に無駄な寄り道をなるべくしない傾向があるということです。
その場限りではない、常に効率的に物事を考えていくという力が養われます。
それからもう一つ。かしこい人は物事をそのままシンプルに捉えるということです。
複雑そうに見える問題であっても、簡単なルールの組み合わせであると考えます。
パニックにならず、頭の中が整理されていて、なるべく最短で答えにたどり着こうとするので、脳が疲れにくいのです。
ところが!この話をしたらある生徒がこう私に言いました。
「先生!かしこい人より早く正解を言うために当てずっぽうで答えまくるのは、その人にとって最も無駄な寄り道の少ない、生きるために本能的にしてしまう手段、知恵ではないのですか?」
これは一本取られました! 笑
なるほど!確かに!
というか、それ、すごく理論的な反論だね!笑笑
ま、だからと言ってずっとそれでいいわけではないのですが、、、
かしこい人は時間をかけても自分自身と、
そうでない人はその時だけ他人と闘っているのが違いでしょうね。
しかし、少し考えさせられる出来事でした。
感謝!やはり「我以外皆師」ですね (^^)
出典:美しい言葉辞典
※かしこい人、そうでない人と区別をするなというツッコミは学習塾ですのでご勘弁を。
※塾では変な先入観を持たずに一歩一歩を大切に指導しておりますのでご安心を。