「やる気が出たら勉強しよう」と思っているうちは、なかなか行動は続きません。やる気は気分や体調、周囲の環境に大きく左右される、とても不安定なものだからです。今日はやる気満々でも、明日はゼロということも珍しくありません。
このやる気の波は、ファストフードを食べたときの血糖値の動きによく似ています。甘い飲み物やハンバーガーを食べると、一気に血糖値が上がり、「満足!」「元気が出た!」と感じます。しかしその後、血糖値は急降下し、スローフードと比べて短時間で強い空腹感に襲われます。そしてその満足感を脳が覚えていて、また味が濃かったり、脂質の多い食事を求めてしまいます。瞬間的な満足感はあっても、長続きしないのです。
一方で、習慣はやる気がなくても人を動かします。歯を磨くときに、毎回「やる気」を出している人はいないでしょう。それと同じで、「毎日決まった時間に机に向かう」「帰宅したらまず宿題を開く」といった行動が習慣になれば、感情に左右されずに勉強が進みます。
※なるべく小学5年生までにこの学習の習慣(睡眠・食事の時間などの生活習慣も)がついていないと、中学生のお勉強がかなり厳しいケースが多いように感じられます。
成績が安定している生徒ほど、特別な根性論や、魔法のような都合のいい勉強の仕方ではなく、淡々とした習慣を持っています。毎日同じ行動を繰り返すこと。これが結果的に大きな差を生みます。
やる気を待つより、まずは動く仕組みを作ること。やる気は、行動した「後」についてくるものです。勉強が続かないと悩んでいるなら、やる気の出し方ではなく、習慣の作り方を見直してみてください。
生徒さんが落ち着いて、きれいな姿勢で学習される様子は、いつ見ても強く、美しくさえあります。
学習塾FRONTでは、そういった学習習慣・学習姿勢を育むべく、お声掛けや指導をしております。